シドニーは昨夜から、さらに厳しい規則の元でロックダウンが延長されています。昨日のコロナの新規感染者が44人も出て、昨夜から食料品などの必需品の買い物は、家族一人で1日一回。外でのエクササイズは2人まで。行動範囲は自分の住んでいるところから10km以内など、かなり厳しくなりました。来週から新学期が始まる予定だったのに、当分はオンライン授業のみだそうです。私の仕事も2週間のお休みの予定が、今のところ3週間お休みになって、今の状況だとさらにロックダウンは続きそうなので、いつ仕事に戻るか未定です。同じように仕事がお休みになっている人は多いので、少なからず経済活動に影響しそうな気配です。みんなもうコロナにうんざりしているけれど、ちょっと前まではコロナの心配無く暮らせていたのに、たった一人がコロナをコミュニティーに持ち込む事がこんな結果を招くなんて、恐ろしい事だなぁと考えさせられます。
気を取り直して、先日まだロックダウンがゆるかった時に、どこまでも歩けるYさんと25.4km歩いた日のお話です。
Yさんとはその前に18km以上歩いたので、この日は25km歩くって決めていました。朝7時半にハーボードディガーズに集合。薄曇りの冬って、一番歩きやすい。絶対途中で熱くなっていくのがわかっていたけど、朝は気温8度くらいしかなかったので、一番下に半袖Tシャツを着て、その上に薄い長袖の上着を3枚重ね着して行きました。あっという間に上の2枚は脱いで、最終的には半袖Tシャツ1枚で歩いていました。
Dee Why BeachからLong Reef Pointまで歩いて往復しました。
海と空しか無い景色には、いつも心を動かされます。本当に美しい。
砂浜は広いので、歩いていても充分他の人と距離を取れるから安心ですね。この日は長距離歩くって決めていたので、ちょっと早いテンポでスタート地点のディガーズに戻って歩いて、今度はマンリーを目指して歩きました。
普通に歩いても長距離で疲れるであろうと言う日に、さらに冒険をプラスしたくなって、フレッシュウォータービーチの脇の岩場の上を歩いて、トンネルを抜けてマンリー方面に抜ける事にしました。ここ、実はちょっとロッククライミング的な場所もあって危ないので、良い子のお友達は真似しないでくださいね。(笑)
岩場を歩きながら行きます。ハイタイドの時は岩に波が来るから危ないね。この日はタイドが低かったので大丈夫でした。
普段は沖でサーフィンしている人達が浜からは遠くに見えるんだけど、この岩場からはかなり近くでやってるのが見えます。沖には良い波が立つからね。
こんな感じの歩きやすい道も途中あり。
断層になった岩が、下の岩に突き刺さった感じで立っていました。おそらく上の崖から折れて落ちて来たんでしょう。その瞬間に立ち会いたくないね。
岩場で狭くなった場所を登ったり、降りたり。どこを通ると歩きやすいか?足をどこにかけるか?ロッククライミングって、考えながら動くので、ぼーっと平らの道を歩くよりかなり脳に刺激を与えられている気がする!ハラハラドキドキもあるし。普段の生活に無い刺激。
かなり先端のところまで来ましたよ。
フレッシーのロックプールが向かいに見えます。サーファーより沖に来た。
あった、あった。何年も前に歩いた時に通ったトンネル。ここを抜けると、マンリー側に繋がっているはず。大昔に釣り人が向こう側に抜けれる様に開けたって聞きました。もしこのトンネルが通れなくなっていたら、来た道を引き返さなくちゃって思っていたので、トンネルがあってホッとしました。でもこのトンネルの耐久性はどのくらいあるのかわからないので、通る時はサッと!走って抜けます。
ヤッタァ〜!マンリー側に通り抜けられた。
トンネルを抜けるとそこはマンリーだった。こんにちはマンリー。いつもフレッシーからマンリーに歩いてるけど、今日はちょっと別の方向から来ましたよぉ〜。誰も褒めてはくれないけれどね。
うわぁ〜、マンリーのサーファーの多いこと。黒い点々はみんなサーファーの皆さん。
カモメちゃん。「じぇじぇ。変な所から人間来たわ。」って横目で見ていた気がします。カモメちゃん!私達、フレッシーから歩いて来たのよぉ〜。すごいでしょう。
その後、マンリーからノースヘッドまで歩いて、さらにまたカールカールまで歩いて戻りました。
カールカールのボードウォーク。お花が咲いていて綺麗です。
やっぱりウォーキングしていると気持ちが晴れ晴れするね。
来週は30km歩こうって予定だったのに、Yさんとはカウンシルが違うので、しばらくはお互い地元で自主練って事になりました。早くリストリクションが緩くなって欲しいけど。私も10kmしか移動できないので、10km以内ぐるぐる回って歩く事にします。週末は雨で歩けないけど、週明けにご近所さんと、ぐるぐる近場を歩きます。