とうとうシドニー全部がロックダウンになりましたね。まぁ、そんな気はしていましたよ。ただ、スタートが遅かったと思います。ボンダイ周辺でどんどん感染者が増えてるのに、私が１週間前の火曜日にアートギャラリーに行った時は通常通りって感じだったし、Cityも普段通りの人出でした。アートギャラリーには、ハイスクールの遠足も何校も来ていて、アーチボルドプライズなんて、人が多過ぎて絵がちゃんと見えないくらいでした。１０日以上経ってめっちゃ広がってからロックダウンしても、ロックダウンが長くなるだけだし、ロックダウン期間をスクールホリデー中の２週間に全部被せてくるなんて、ツーリスト業界やホスピタリーティー業界からは、恨み節しか聞こえて来ないと思いますが。今までオーストラリアとNSW州はコロナ対策優等生って言われていただけに、なんだかとっても残念で悔しい状況です。それだけ今回のデルタ種ってのは強力で厄介ものです。南米でまた違う強力なのが出たとか、イギリスはワクチン率が高いのにまた感染者が急増してるって聞くと、私たちが思うよりこのパンデミックは長引くのかもしれないって、気が重くなります。
土曜日の朝はまだ、ノーザンビーチズはロックダウンに入っていなかったので、ご近所さん友達３人で日の出前に待ち合わせしてウォーキングに出かけました。
ハーボードディガーズの岬からの夜明けです。ここからの日の出は本当に綺麗に見える。
フレッシーから。マンリー方面に陽が当たってオレンジに光って、本当に美しい朝。
朝陽は昇ってるのに、西の空にはまだまん丸お月様が見えるんです。月と太陽が顔を合わせられる時間ですね。
土曜日のマンリーとフレッシーはものすごい人出でした。私達もカフェでお茶飲んで、みんなマスクも無く座って話せていたし。でも別の友達から「マンリーもホットスポットのリストに上がったよ。シェリービーチのボートハウスと、マンリーワーフのHugo」ってメッセージを携帯に送ってくれたので声に出して言ったら、一緒に居た友達が「先週両方行った。」って言い出して、今まで横で肩叩きながら話していたけど、５０cmくらい離れました。もう遅い。友達が行った日と時間じゃない時間に、感染者が居たようですが、それはもう１週間も前の事らしく、それから１週間お店もそのまま、スタッフもそのまま営業していたわけなので、友達が感染する可能性もあっただろうし、私も間接的に感染する可能性もあって、一番の心配は私が家族や友達にまた感染させてしまう事です。今回初めて、コロナはすぐ近くまで来ているんだって恐怖を感じました。幸い３日経っても私は元気そのものなので、大丈夫な感じですが。（もう少し様子みます）
運動行くなら同じ友達で、って事で土曜日に一緒にウォーキングに行った友達と日曜日の朝もウォーキングしました。日曜日からロックダウンが始まっていたんだけど、ビーチの周りはいつも通り。運動中はマスクしなくて良いらしくて、誰一人マスクしていませんでしたよ。すれ違う時だけ、背中を向けたり距離を取るようにしましたが。
Dee Whyビーチの夜明け前。ロングリーフの向こうに陽が昇りそう。Dee Whyの駐車場、日の出前からもう満車に近かった。帰って来たら満車で、何台も待っていたくらい。
日の出前の海って本当に幻想的で綺麗。
真冬でもロックプールで泳ぐ人は必ず居る。
陽が昇ってきました。カヤック気持ち良さそう！
歩きながら、オレンジビームを受けています。パワーを感じますね。自然の力は偉大です。
お！先週For Saleの看板が出てるって思った家が、すでにSoldのシールが貼られていました。誰やねん〜、こんな家が買えるのは！
↑の家の前の景色これです。もっと右側の景色も見えますがね。毎朝日の出拝めるな、こりゃ。
カールカールビーチが見えてきました。また西の空にお月様が見えました。
Dee Whyビーチに戻ってきました。カフェはテイクアウェイだけは開いていて、コーヒーも歩きながら飲むのは許されるので、買って歩きながら飲みました。早く座って飲みたいです。せっかくスクールホリデー２週間の間に、いろんな友達とキャッチアップの予定が入っていたのに、キャンセルです。旅行とかスキーに行く予定だったのに行けなくなった人達の方がショックだろうから、私は晴れの日はウォーキングして、家でくす玉作って、本でも読んで過ごします。
全然関係ない話ですが、このサボテン買ってから随分と大きく成長しています。横にヒダヒダと生える葉っぱは冬だから？だいぶ取れちゃったんですが、そのヒダヒダのところに全部外向きにシャープなトゲが生えてるんです。先日洗濯物を干そうと持っている時に、洗濯物のズボンがこのトゲに引っかかって倒れて来たんです。ガッシャン倒れたら、背の高いサボテンは折れて、陶器の鉢は割れたかもしれない！と、とっさに手で抑えたら、手に激痛が走って！そりゃそうだわ。この大きくて重いサボテンのトゲを素手で抱き止めたんだから。警察呼ばれるくらいの大声でぎゃああああああああ！！！！って叫びましたよ。でもそこからどうしていいかわからず、しばらくの間サボテンのトゲの拷問に耐えながら涙流していました。手がダメなら足だよ！って事で、ゆっくり足で鉢を起こして立て直しました。もう痛くて痛くて、この痛みを誰に文句言ったらいいのやら！しっかり立っとけよ。ってサボテンに言いたかったけど、洗濯物ひっかけたのは私のせいだし。今は端っこに置いて、気をつけています。
人生って予期せぬ嫌な事っておきますね。サボテンが悪いわけじゃない。むしろ買ってきて可愛がってたのに痛い思いをさせられて。人間は思わぬところで自然の脅威にさらされる、感慨深い出来事でした。
