先日ご近所さんの友達と久々に会ってウォーキングとお茶をしました。
バルガーラリザーブの横のカフェでコーヒーとアーモンドクロワッサンを食べる私たち。色々話してるうちに、私が３３年以上前に初めて海外旅行に行った話をしていました。エジプト、トルコ、イタリア、ギリシャ。友達が、「１９歳でなんでそんなディープな場所を選んだの？」って聞いたので、「あの頃は古代遺跡に夢中だったから！」本当にそうなんです。大学で考古学の勉強をすれば良かったと思ったくらい、あの頃は古代文明の本ばかり読んでいました。
旅行の話を色々していて友達に、「あなた〜、よくそんな昔のことを詳しく色々覚えているわねぇ。」って言われて、ハッとしました。最近の事は結構すぐに忘れるんですが、例えば２〜３日前に食べた物とか。（笑）でも、あの初めての海外旅行の事は昨日の事のように思い出される部分がたくさんあります。エジプトのギザのピラミッドの前に立った自分。ナイル川を下る船で船員のおじさんと何故か一緒に踊らされた事。トルコの宝石店で記念に細い金のネックレスを買った時にお店のおじさんと写真を撮って、住所聞いてあとで送ったこと。イスタンブールのガラタ橋で食べたキスの天ぷらが美味しかったとか、エーゲ海クルーズが以外にもめっちゃ退屈だったとか、イタリアで見たミケランジェロのピエタにすごく感動した事とか。あの時に見た事や聞いた事、感じた事は、３３年経った今もものすごく鮮明に記憶に残っています。
１９８８年って、今より世界は安全だった気がします。それでも一旦海外に出たら、携帯電話もインターネットも無い時代だから、家に連絡する方法もなくて、１９歳の海外旅行初めてのムスメが古代遺跡をまわるツアーってのに一人で参加するのを反対することもなく資金援助してくれた私の両親は、肝が据わっている人達だったなぁと思います。私のムスメも今１９歳だけど、エジプトに行きたいって言われても心配だからやめなさい。って言いそうです。今だったら携帯電話があるけどね。
とは言っても今は、コロナのせいで若者は海外旅行に行けない。これが一番問題だと思います。ムスメの友達も数人、ハイスクール卒業後ギャップイヤーを取って大学の入学を遅らせて海外旅行を計画していたのにコロナが広まったせいで行けなくなってしまいました。今年も、おそらく来年も海外旅行には行けないでしょうね。海外の留学先から夢を諦めて戻って来たお友達の息子さんも居ます。コロナのせいで目標や夢を失ってしまった若者たちが気の毒です。
私の年の２〜３年なんて、本当にあっという間に過ぎてしまって生活も大きく変わることも無いけれど、ハイスクール後の３年間って、人生の中でもいろんな事が出来る大切な時間なのに。そしてその時に経験した事が後の人生を左右したり、私みたいに３３年経ってもハッキリと思い出せる素晴らしい思い出を作れる時期なのに。早くコロナが収束するのを願うしかないですね。
さて、みなさんお忘れかと思いますが、くす玉作りは地味に続けております。認知症予防ですからね。脳を使わなくちゃ。同じ折り方はやりたくないので、全部違う折り方で選んでいるので、もうレパートリーが無くなりつつありますが。
新しく出来たのはこの５つ。
ダイソーに日本製の可愛らしい柄の折り紙があったので、基本の折り方で。これは全部表が出る折り方です。
柄の折り紙と、単色折り紙を半分のサイズに切って組み合わせて作ります。
これ、最近折った中で一番イライラした折り方。組み立てが難しくて、３０回くらい丸めて捨てそうになりました。一人夜中までイライラしながら組み立てていたら、なんの為にやってるのか？って疑問を感じました。これは平常心を保つのと、途中で投げ出さない修行だ、ってブツブツ唱えながら完成させました。
ややこしいのをやった後は、折るのも組み立てるのも簡単なのを選んで落ち着きました。
これも、単純そうに見えて、折り方がちょっと難しいのです。途中で慣れて来たらドラマ見ながら３０ピース折れるようになりましたが、何度もあれれ？って動画を確認しながら折っていました。
同じのを折ってみようかな？って思う方の為に（いないと思うけど）リンクつけておきますね。
