PAR AVION ~from Australia

オーストラリア・シドニーから日々感じた事

脱ステロイドクリームを勧める理由

水曜日から仕事が始まって、3日働いただけでかなり疲れました。

 今朝は夫とウォーキング行きました。今日はどんより曇り空だったので、写真は火曜日のオーストラリアDayに撮ったお天気の日のものです。

f:id:Freshie:20210131121401j:plainフレッシーでサンライズ見てからウォーキング開始。

 

f:id:Freshie:20210131121408j:plainマンリービーチに来た時は。陽が上っていました。

 

f:id:Freshie:20210131121432j:plain火曜日はちょうど7時前が満潮だったのか?フェアリーバウアーのロックプールはオーシャンと同化していました。

 

f:id:Freshie:20210131121438j:plain海の水が歩道まで上がって来るので、歩いていて波に当たりました。Tシャツが濡れた。あと10年もしたらこの道、水浸しになって歩けなくなるんじゃない? 歩道の横の家も1階は浸水するかもしれませんよ。温暖化の影響でしょうか。

 

f:id:Freshie:20210131121459j:plainいつもの場所から。

 

夫は以前はサーフィンが一番の趣味でした。日の出前から起きてサーフボードを車に乗せて、サーフィンして。平日はサーフィンしてから職場に行って、休日の早朝は友達と波の良いビーチ情報の交換をして、近場のビーチでも、ちょっと離れたビーチでも出かけてはサーフィンして。シドニーから片道1200km先のヌーサまで友達と交代で運転して波乗りに行った事もあります。良い波に気持ち良く乗る。それが夫の一番の楽しみだったのに。

 

でも6年くらい前からサーフィンが出来なくなったのです。それは肌の調子がとても悪くなったからです。夫はアトピー性皮膚炎みたいな感じで、背中や肩、首、腕のひじの内側、足の膝の後ろなどに、皮膚炎が出来る様になっていて、それはすごく痒いそうで、そのうちに水ぶくれになり、水ぶくれが壊れて汁が出たり、皮がめくれて血が出たりの繰り返しでした。

GPに行っても、皮膚科の専門医に行っても、日本に行った時もわざわざ皮膚科の先生に診てもらったり、この20年近くの間に数えきれないくらい何度も何人ものドクターに診てもらいました。皮膚を切り取られて検体に出された事も何度もあります。でも状態は悪化する一方。サーフィンが出来なくなったのは、そんな肌がずるむけ状態でウエットスーツが着れなくなったのと、パドリングでボードの上に腹這いすると傷が痛くて出来なくなったからなのです。

 

そして何が悪いか、なぜ治らないか、なぜ悪化していくか、やっと答えを見つけたそうです。

それは、医者が処方したステロイドクリームのせいだと言う事です。今までどの病院に行っても、どの医者に会っても、結局処方されるのはステロイドクリームと抗生物質。ひどくなるともっと強いステロイドクリームを出されるのです。治らないと言うと、もっとたっぷりつけろとか、飲むステロイドを出すとか、皮膚のスペシャリストに行ったら、お風呂に塩素系のハイターを入れて入れって言われたのです。スペシャリストだから診察料金は一回200ドルもチャージして、プライベート保険は皮膚科には使えない。高い料金を支払って、皮膚を身体をもっと悪くする事をされただけ。訴えたいくらいです。(医者には勝てない様になっているのでしょうけど)

夫は20年近くの間に、ステロイドクリーム中毒患者にされてしまったのです。一時期、これではいけないんじゃないか?と思い、漢方薬を試した事もありました。でも漢方薬は副作用も無いかわりに、即効性も無いので、状態が良くなる事は無かったのでやめてしまいました。医者は、そんな東洋医学は効かない、ステロイドクリームをもっともっと塗り続けなさい、効かないならもっと強いステロイドを処方するから。化膿したら抗生物質をもっと飲みなさい。と、身体が抗生物質とステロイドの効かない身体にされてしまったのです。医者が正しいなんて信じたのが間違いでした。自分を信じないと医者に殺される事だってある世の中です。西洋医学は「薬無くして何も治らない」みたいな、偏った考えの元に成り立っているのです。

 

もっと早く気が付いてステロイドを止めておけば、ここまでひどくならなかったのかもしれないけど、過ぎてしまった事は仕方が無いので、夫は2021年から脱ステロイドを誓って薬を捨て、1ヶ月が過ぎました。ステロイドをつけないだけでなく、脱保湿も必要だそうで、傷口を乾燥させなければいけないそうです。家の中ではほぼ裸。

今の状態はかなり辛そうです。わかっていたそうですが、かなり悪化してる様に見えます。いつもだとこんなになる前にステロイドを塗って、一時的には少し良くなった様に見えるのです。ステロイドクリーム、やっぱり効くわ!って思わせて、また同じところからジュクジュクが出てくる、また塗る、の泥沼サイクルを長年続けていたのですが、今はこの悪の連鎖を断ち切るために、痛くても汁が出ても突っ張っても、自力で直す、ステロイドは決して塗らないと頑張っています。

自分の身体には病気に打ち勝つ力があると信じて、薬に頼らない処方に決めたのです。自己免疫力を高めるために、16時間断食も取り入れています。断食と言っても、朝ごはんを抜かすだけだそうです。一日2食にして、夕食を食べた後は、次の日の昼食まで飲み物以外は取らないのです。これで腸がクリアーになり、オートファジーが働き、自己免疫力が高まるだけでなく、腸にも肌にも良いそうです。

食事も糖質カットを心がけているので、甘い物はもちろん、炭水化物のパンやお米、パスタも食べません。(夫だけね。私は食べています。)糖質の多いフルーツも控えて、主に野菜、魚、肉、そしてオーツやナッツを食べています。ご飯やパンの替わりに、カリフラワーとブロッコリーを茹でたのを夫はほぼ毎日食べています。あとは豆腐や厚揚げですね。

発酵食品はとても良いので、私も夫もなるべく食べる様にしています。納豆、ヨーグルト、味噌、最近はお友達に勧めてもらったKOMBUCHAを飲み始めました。

 

f:id:Freshie:20210131141632j:plain

これすごく美味しくて、ちょっとビックリ!KOMBUCHAって数年前に流行って、私は最初、昆布茶かと思ったんですよ。オージー渋いもん飲んでるなぁ〜って。でも昆布茶じゃなくて、日本語で言う紅茶キノコだった。このKOMBUCHAはオーガニックで、砂糖入ってないし、冷やして飲むとめっちゃ美味しい!発酵ドリンクって身体に良いそうですよ。

そんな感じで、食生活に色々注意して、空腹にして自己免疫力を上げるって言うのと、脱保湿、脱ステロイドを続けて、適度な運動もする。それを続けて夫の肌がいつか完治して、またサーフィン出来る様になると良いなぁと私も応援しています。

長年医者にだまされていたなんて!もっと早くステロイドを止めていたら、こんなにひどくならずに、長く苦しむ事もなかっただろうに。副作用が無い薬は無いとわかっていたけれど、こんなに副作用が激しくて、結局本質的に治らない薬なんて薬じゃない。個人差があるのかもしれないし、もしかして上手く使えば効果的になるのかもしれないけど、夫の様に他の人にも苦しんで欲しくないので、これから私はステロイドクリーム反対を唱えて行きたいと思います。