PAR AVION ~from Australia

オーストラリア・シドニーから日々感じた事

毎日を淡々と生きる

今年で大学のコースが終わるムスメ。過去2年はコロナ禍で病院の実習が減らされていたので、今年は鬼のようにツメツメの1年間なのです。家から往復5時間かかる病院に週3日、往復4時間かかる病院に週1日実習で通っていて、あとの1日はオンライン授業です。朝は5時に起きて出て行って、帰ってくるのは暗くなってから。今週急にメンタルブレイクダウンが来て、帰って来るなり大泣きしました。ただ疲れていただけだと思うのですが、もう続けられないかも。。。って言って。余程疲れていたんでしょうね。明日は休めば?って言ったのですが、実習の患者さんの予約が入ってるから休めないと言って翌日も行きました。

ボーイフレンドにも泣きながら電話して、聞いてもらって励まされたそうです。翌日の実習の帰り、何時頃に駅に着く?って彼に聞かれて、改札口出たところで彼が花束を持って帰りを待っていてくれたそうです。嬉しくて泣いちゃったと言っていました。若いねぇ。

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彼がくれたのは可愛らしい花束です。毎日花瓶の水を変えてるのが私ですが。(笑)

 

こんな世の中だけど、普通に暮らせるだけでありがたいです。夢を持って一生懸命勉強していたウクライナの多くの若者達が戦争に巻き込まれて、家を追われ、国を追われ、将来の不安を持ちながら、ただただ毎日を生き抜く事に精一杯なんだろうと思うとやるせなさを感じます。戦争をする権利なんて誰にも無いはずなのに。

思いもしなかった戦争が起きたり、洪水が来たり、地震が起きたり、火山の噴火があったり。生まれてからず〜っと世界中が平和で、天災もなく、なんの不安もなく、ぬくぬくと一生を終えた、そんな人は居ないはず。悲しいけれど世界にはいつも問題が起きているから。

人間の一生は、不安定な地球と人類と共に、波乱に満ちているのが普通なのかもしれません。それでもものすごく大変な一生を送る人もいれば、かなり恵まれた一生を送る人もいる。健康で長生きする人もいれば、病気や事故で短命の人もいる。

その違う人生は、何の差なんだろう?って考えても、誰にも答えはわからない。

将来の不安を考えたときに、それはこれから起こるかもしれないけれど、起こらないかもしれないんだから、あまりネガティブに考えないように生きて行くしかないですね。

ハッキリわかってる事は、人はみんないつか死んでいく事です。それは思ったより早く来るかもしれないし、考えていたよりずっと先かもしれない。だから人生が終わるまで、毎日を生きていくだけです。それしか答えはないですね。