世界はまだ今もコロナ禍で、コロナに負けず生き残れた人達で、人と人が殺し合う事を強いる独裁者が大国のトップに居るなんて世も末です。戦争が生む事なんて何もない。（一部の人が戦争でお金を儲けるけど）一番の被害者は罪なき人々と巻き込まれる動物達と自然と街。２０２２年になって、コロナで世界中が苦しんで、温暖化で洪水が起きて、あちこち噴火したり地震が起きて、生きていくだけでやっとなのに戦争なんてありえない！どこにそんな余裕があるねん！頭おかしい人達！世界を巻き込むのやめて！こんな愚かな人達を見てると、自分が同じ人間でいることを恥じてしまいます。人間がこの地球の毒なんや。。。
なぜ平和が続かない？理解できない。私達は平和と幸せ、それを望んでいるだけなのに。アートは世界をつなげる事が出来るのに。癒しが必要なので、アート見て来ました。３月１２日から始まったビエンナーレ。２年に１度のアートの祭典です。シドニーの各地で開催されていますが、今回は初めて？バランガルーで開催されているのを見に行きました。
６月１３日まで、入場無料です。
入り口入って一番最初に目に付く大きな作品です。水の濾過を表現したアートだそうです。濾過した水を陶器のコップに取ってあって、「この水は飲めるそうですが、飲まないで下さい！」って、ガイドの人が説明してくれました。お腹痛くなりそうな色をしていました。。。
大地の乾きを表現しているのだと思います。
木の先にオカリナがついていて、音が時々出ていました。アート自体は自然の木材で出来ていて素敵なのに、人工的な機械とか付けなきゃいいのに。
バランガルーは壁面が岩になってるから、この背景だと映えるって作品もありますね。
これ、植物（芝生みたいな葉っぱ）の根っこの部分なのです。網みたいなもの上に土を覆って、その上に種をまいて葉っぱを成長させて伸びた根っこが網に絡みついて、裏返して根っこの部分が作り出したものです。葉っぱは下になってすでに枯れていますが。なかなか面白いところに注目しますよね。この状態でずっとはキープ出来ないだろうけど。自然が作り出したアートと言えますよね。
ペットボトルを繋げて出来たオブジェクト。この作品は最後リサイクルするのかなぁ？
私たちが一番好きだったのは、このガラスで出来たウナギの親子です。
色がついてる方は親で、透明の子供達には黒い目がついていました。親は川を登って産卵し、子供達は川を降りて出て行くって感じなのか逆の方向を向いています。これ見てると生しらすが食べたくなりました。ランチはやっぱり魚だなぁ〜って印象。
バランガルーのビエンナーレ、まあまあでしたね。会場がそんなに大きくないからかなぁ。以前カカトゥアイランドで開催されていた時が良かったですね。スケールが大きくて、島全体をアートを体感しながら歩けるってのが別世界って感じで。アートはお金がかかるから、だんだん縮小傾向にあるのでしょうか。
マスヤでちらし寿司のランチを食べてリセットした後、今度はNSWアートギャラリーに移動しました。こちらでもビエンナーレの作品が少し展示されていましたが、見逃すくらい少しだけでした。
昨年HSCでアートを選択したハイスクール生徒の優秀作品が選ばれて飾られるARTEXPRESSを見て来ました。
毎回高校生とは思えない作品のレベルの高さと、アイデアの面白さと完成度の高さで感心させられます。２年前になりますが、ムスメの作品もARTEXPRESSに選ばれたのです。ARTEXPRESSに選ばれて展示されるってのは、アートをHSCに選択した生徒にとって最高のゴールになるので、ムスメのExhibitionのオープニングナイトでは泣きそうになりました。若い人達がこうやって日々必死に頑張っているのに、この世界を戦争に引きずり込むアホな人達は存在を恥じるべきですね。存在がマイナスでしかないやん！
この作品、やっぱり目を引きます。写真の様に見えますがペイントで、コロナ禍のロックダウンでの苦しみを描いたそうです。やっと息ができて本当に良かった。
紙で出来た帽子？の様な。上のは写真じゃなくてペイントってのがすごい。立体的で面白い作品でした。
ムスメも私も一番好きだったのはこの作品ですね。この作品、アクリル板と鏡をレーザーカッターで切って組み立てられた作品なのですが、娘の作品もその手法だったのです。アーケテクチャーのオブジェクトって感じのものでした。やっぱり３Dの作品は面白いですね。ペイントやドローイングは２Dだからね。
この作品をアウトドアで撮った写真がまた素晴らしかった！実物より大きく見えて、写し方が素晴らしいです。本当に完成度が高くて感心でした。
ARTEXPRESSは４月２５日まで、Art Gallery of NSWの一番下の階で見れます。もちろん入場無料ですよ！
