PAR AVION ~from Australia

オーストラリア・シドニーから日々感じた事

日曜日のウォーキングは朝晩2回

先週末は風邪気味だったので、友達とウォーキングの約束していたのに、2日ともキャンセルになってしまいました。悔しい!体調もすっかり良くなったので、是非とも今週末はウォーキングに行きたい!と思ったら、日曜日の最高気温は34度ってなっていて、暑いのすごく苦手なので、こんな日は日陰があるコース、ナラビーンレイク1周で8kmコースに行きました。


友達と朝7時に待ち合わせしたら、レイクの向こうに朝日が昇って来ているのが見えてとても綺麗でした。

 

友達と話しながらウォーキングしていたら、後ろから来る自転車にリンリン!ってベルを鳴らされるんですよ。それがこのコースの嫌いなところ。自転車道と人が歩く道が同じだから。日中はもっと自転車多いけど、私達8時半くらいには歩き終わっていたから、まだ自転車も歩いてる人も少ないうちに終われて良かったです。やっぱり早起きは得ですね!

 

暑かったので日中はクーラーかけて家に居て、夕方ムスメが「これからフレッシュウォータービーチに歩いて行って、2時間くらいビーチで本読んでからマンリーに歩いて行くから、マンリーで合流して一緒にアイス食べようよ。」って言うので、夫と私は夕食食べてからマンリーに出かけました。

 

これ、ガムツリーの花。めっちゃ綺麗でしょう〜。道端に咲いていました。

 

立派なバナナがなっていますよ。これ、シェリービーチの上の公園にあったの。夜ポッサムが食べるのかな?

 

シェリービーチの上の閑静な住宅地を抜けて行くコースが好きなのです。ここ皆さんフロントガーデン綺麗にメンテナンスしているので、見ていて楽しい。

 

しか〜し!シェリービーチに降りて行く途中道で、野生のブッシュターキーの群衆と出会す。20羽以上は居たよ!ちょっと多過ぎだ。。。

 

近くで見ると、顔は赤くて首は黄色で、結構派手な色してる。鳥好きな私でも、ブッシュターキーは苦手。

 

 

シェリービーチからマンリーに向けて歩きます。ビーチもまだまだたくさん人が居ましたよ。夏の夕方って良いですね!夏も今月までかな。3月になったら、だんだん涼しくなってくる。

 

 

もう7時過ぎてるけど、まだまだ明るいね。

 

フレッシーから歩いてきたムスメと合流して、MESSINAにアイス買いに行きました。じぇじぇ!結構並んでるよ〜。最近いつも行列なんだよね。。。サービス遅いから、かな〜り待たされた。

 

ピンボケしてるけど。私は抹茶アイス。夫はピスタチオ。ムスメはクッキー&クリーム

美味しかった!

 

だんだん日が暮れてきたコルソー



マンリーワーフの向こうがピンクの夕焼け見えて綺麗

 

 

ライトが付き始めて、昼と夜の間の時間です。

 

 

今はビーチに歩いていけるところに住んでいるから良いけど、家を買うことになったら、ビーチに歩けるところは多分無理だろうなぁ。。。

でもノーザンビーチズの中でしか、引っ越しはしないつもりです。

 

ここが一番好きな場所だから。

 

タスマニアの家から見た景色

もう2月ですね。。。え?1月はどこに行ったの?って感じです。職場で毎年クリスマスパーティーがあって、みんなでちょっと豪勢なディナーに行くのですが(お会計はオーナー持ち)昨年は私と他のスタッフも早めにホリデーを取った関係で、クリスマス会じゃなくて新年会にしようって事になったのですが、すでに1月終わってるし。「2月中にレストラン予約して新年会やるから!そうじゃないと、今年のクリスマスパーティーが来ちゃう!」ってマネージャーが言っていました。本当、1年なんてあっという間です。

 

去年の今頃、私にとって1年前はすでに遠い過去みたいな気持ちになりますがタスマニアのホバートに住んでいたのです。混沌としながら。(笑)シドニーに帰りたいと言う気持ちは芽生えていたのですが、タスマニアへの引っ越しがあまりにも大変すぎて(海外引っ越し、日本に帰国して戻って来た時と同じくらいの大変さでした。金額もすごかった)そんな大変な事をもう一度やる元気が無いくらい心身ともに弱っていました。今こうして元気にシドニーで暮らせている事が夢のようです。

 

ホバートで暮らしていた時に借りたお家が、おそらく私の人生で一番になるのでは?と思うくらいの素晴らしいお家でした。West Hobartの4ベッドルームの2階建ての1軒家で、ホバート湾が全て見渡せる眺望のお家で、家の中はフルリノベートされていたので、キッチンもバスルームも新品で、住んでるの2人なのに3つもバスルームがあった!庭は広過ぎて、雇われたガーデナーが来ていました。家賃が高いから、最初からそこは1年だけ借りるつもりだったのです。期間限定なら人生で思い出になるような素晴らしい眺めのあるお家に住んでみたかったのです。1年以内にホバートで家を買うつもりにしていたのですが、半年もタスマニアに居られなかったから、賃貸にしていて良かったです。最初から家を買っていたら、もうシドニーには戻って来れなかったと思います。

 

そこのお家から見る朝日は素晴らしかった。だんだん夜が明けていくのがリビングルームから見えるのです。

 

ここからの眺めは、半分以上が空!って感じで、いつも空が近く見えていました。だんだん空の色が変わって、

 

空が燃えてるように真っ赤になって、

 

朝陽が海の向こうに昇って行くのが毎日家の中から見えるのです。タスマニアの引っ越しを夢見ていた時、もっと自然を身近に感じられる生活がしたかったのです。ノーザンビーチズでも自然はいっぱいあるけれど、シドニー自体は人口が年々増加して、道は車で溢れているし、ショッピングセンターの駐車場も混み混みだし、こんな人が多いところに住むより、自然に囲まれたタスマニアでの生活の方が、残りの人生を過ごすのに良いに決まってる!と考えていたのです。家を買うにしても、シドニーだったらこんなオーシャンビューの家なんて、宝くじに当たらない限り住めないですからね。

住む家が良くても幸せにはなれない。やってみないとわからないもんですね。

 

シドニーにいた時に考えていたタスマニアでの生活は、ただの理想で、現実にそれが目の前にあると本当の喜びや安心や満足は、自分が考えていたのと違っていたのだと気がついたのです。自分にとって一番大切なものは、すでにノーザンビーチズでの暮らしにあったのだと気がつきました。娘、友達、職場、ノーザンビーチズの海。それ以上の物が、タスマニアの自然と素晴らしいお家に住む事に替えられるものではなかったんだと気がついた時、とんでもない失敗をしてしまったと思い知らされました。なんで失敗するまでわからなかったんだろうって自分と夫を責めました。

 

 

家からは、ホバートの船着場も見えるので、毎日来る豪華客船が見えました。朝早く着いて、夕方6時くらいに出港して行く事が多かったです。おそらく一晩停泊すると停泊費が高くなるから、夜はどうせ寝てるだけだから海の上で過ごすって方針なのでしょうね。でも一晩中停まっている船も時々ありました。きっとお客さんがホバートのレストランでディナーを食べたり、その日ゆっくり観光出来るような予定を組まれてるのもあったのでしょう。クルージングも費用は様々ですからね。

 

お天気が良い時に来る船は良いけど、一日中雨とか、嵐のような日も毎日のように客船が入ってくるので、あ〜、今日のお客さんはかわいそうだなぁとか、ホバートの印象が悪くなるだろうなぁなんて心配したりもしました。今日の客船はどんな船?って見るのが日課になっていましたね。客船が来て欲しかったわけじゃないけど。タスマニアは観光客が落とすお金も重要だったようです。

 

 

窓から虹が見える日も何度もありました。ダブルレインボーが見えて、肩にオカメインコのくーちゃんを乗せて、ほら虹だよ〜って一緒に見てたのを思い出されます。

 

朝陽は海の方に上がるのですが、お月様は正面の街の向こうの丘から昇ってくるのです。月明かりと、街の夜景も綺麗で、シドニーのお友達が夕食に遊びに来てくれた時も、この景色を喜んでくれました。これだけの街明かりがあるなんて、ホバートは意外と都会なんだねぇ〜なんて言っていました。

 

大晦日に、ロンセストンに住んでいるお友達夫婦がホバートに泊まりに来ていて、一緒に夕食をうちで食べていたのですが、「年末の花火がこの家から見えるはずだって不動産屋に言われたんだけど、どこに上がるんだろう?」って話してたら、うちの真正面にボンボン上がりだして、4人でリビングの前の大きなベランダに出て花火を見ることが出来ました。やぁ〜、ここ特等席やん!って言いながら。結局そこから見る年末の花火はあれが最初で最後でしたが。

 

今夜はレッドムーン(赤い月)が見えるって日があって、その日に正面から上がって来た月は、怖いくらい赤かったです。ひゃ〜本当に赤いわ。って驚きましたね。

 

 

シドニーに戻ってから、あまりタスマニアでの写真を見返す事はないのです。

今日はブログに写真をUPしようと思って、久々に見返しました。

友達にタスマニアに引っ越した事をとても後悔してると話したのですが、友達から「あなたはやってみないと納得出来ない性格でしょう?もちろん経済的にはとても出費してしまっただろうし、後悔して苦しんで辛い思いもしただろうけど、やってみて、やっぱりシドニーのノーザンビーチズが良いんだってわかって良かったよ。答えが出たんだから。やってみてなかったら、きっと今でもタスマニアがぁ〜って言ってるよ。それに、タスマニアで短い間でも住めて、そんな経験人生の中で出来たってだけで素晴らしいよ。誰でも出来るわけじゃないんだから。」って言ってもらいました。

前は、「いやいや、誰でも出来てもやらないでしょう。こんな馬鹿な事は。。。正常な考えの人はやらない。」って言ってたんですが、この写真を見てたら、

「そうか〜、どうせ人生は短いし、いつまで続くかわからないけど、私みたいにあちこち引っ越しては戻って来る人生も、なかなかやろうと思って出来るわけじゃないのかも。やって良かった!とは今でも言えないけど、あんなに素晴らしい眺めを毎日見る事が出来るお家に住めただけでも、人生の中で記憶に留められる貴重な体験だったのかもしれない、ってやっと思えるようになりました。失敗だけでなくて、あれはあれで良い思い出に変わって来ているのかもしれない。シドニーに戻って住み始めて10ヶ月が経つ今、やっと受け入れる事が出来た気がしています。

人生、七転び八起き。

起きて前に進んで行かなければ!ですね。

 

日本から買って来たもの

日本から買って来た物の多くは、食べ物です。お土産もみんな食べられる物にしました。お煎餅大好きなんだけど、あれって軽いけど容量が半端ない。5袋くらい大きいの買うと、スースケースの半分近く埋まっていて。ぎゅ〜って入れると壊れちゃうし。かなり悩ましい。でもシドニーで買うと日本のお煎餅高い。種類も少ない。日本だったらいつでも食べられるだろうなぁ〜って、思うとちょっと悲しくなりますね。

 

宮古島に行った時に、何か記念になるもの(食べ物は食べたらなくなるから)買いたいなって思って、お茶碗買いました。やむちん。沖縄陶器は独特だからすぐにわかるね。

宮古島には窯元無いのかも?石垣島に行った時は地元の窯元あって見に行ったけど。これは両方沖縄本島の窯元だそうです。似てるけど、別の窯元でした。

 

私のお茶碗が幸ってサインがある方。飛びカンナの技法があって、上の夫のお茶碗よりちょっとお値段は高かった。私も陶芸してる時に飛びカンナやってみたけど、簡単そうで意外と難しい。綺麗に均一にカンナを入れるのは慣れがいる。 

 

もう20年くらい私が作ったお茶碗を使っていたので、お茶碗替えるの新鮮だわ。高台がしっかりあって持ちやすくて、ご飯も美味しく食べられます。買って良かった。

 

日本に行く前に、たまたまYouTubeで、着物をリメイクして洋服に作り替えて売ってる人のサイト見たんですよ。すごく丁寧に作られていて、1着作るのに4日以上かかる。全部着物ほどいて、水洗いして、アイロンして、型を取って全てハンドメイド。ポケットまで作ってくれてる。

 

ちょっとシワシワで綺麗に写真撮れなかったけど、これ、その方のサイトから買って実家に送ってもらって持って帰って来たもの。黒留袖の着物リメイクで、コートのようにも着れるし、ベルトがついてるので、それをつけるとワンピースのようにも着れる。

黒留袖って金糸が入って、いかにも結婚式って柄が多いけど、これは鳥ちゃんとお花畑。ちょっとモダン?な黒留袖だったのかな?後ろにも裾から半分は明るいお花畑と鳥ちゃんの柄が入っています。もう少し涼しくなったら着物好きのお友達と一緒に、私はこのワンピースを着てお出かけしたいです。その時にまた写真撮って後ろ姿を紹介しますね。

オーストラリアに居ると欲しいものあんまり浮かばないけど、日本は物が溢れてるわ〜。多過ぎて目移りして選ぶの大変だけど。

 

あと、今治バスタオル買って来ました。

やっぱり日本のバスタオルがいいね。

 

 

日曜日のアートギャラリー

日曜日にArt Gallery of NSWに友達3人で行ってきました。

昨年から始まっているKANDINSKY展 1月21日から毎週日曜日の11時から日本語のFreeガイドツアーがあるので楽しみにしていたのです。ちなみにガイドツアーは無料ですが、カンディンスキー展の入場料35ドルのチケットは事前に購入してから参加です。

 

入り口入っただけで気分上がる!!!

でもね、行く前に夫にカンディンスキーの説明をしてあげたら、「抽象画なんて興味ないから、説明されても全然面白くない。自分で楽しんで来て。」と言われました。

そうなんだ。私は好きだけど、これってちょっとマニアックな域なのかもしれない。なのでこのブログでもサラッと流すだけにします。

 

このおじ様がカンディンスキー。名前の通りロシア人。大学で法学や経済学を学んで、教授になる予定だったのに、モネの積み藁の絵と、ワーグナーの結婚行進曲を聞いてビビビと来るものがあり、アートの世界に30歳から入った変わり種。この写真で描いてる絵(スーツ着て絵描いてる人っている?!学者か?!)

 

この絵ですよ。これは後期のフランスに移住してからの絵だそうです。

 

これはカンディンスキーの絵がだんだん抽象画の感覚を掴んで行った初期の頃の作品。まだぼやっとしてる感じ。

 

ドイツ時代のノリに乗ってる頃の作品。ドイツのバウハウスデザイン学校で先生の職を得られたのは、カンディンスキーにとって本当に幸せな事だったでしょうね。

 

彼の生きた時代は激動の時代で、第一次世界大戦、ロシア革命、第二次世界大戦と、本当に苦しい時代だったようです。そのために、ロシアを去ってドイツに、ナチスドイツにバウハウスを閉校されてフランスへ移り住んだそうです。貧困から大事な息子を栄養失調で亡くしています。

しかし彼の作品からは、苦しみとか暗さ憎しみは全然感じられません。いつも色彩に溢れていて、音楽が聞こえてくるような、感情を掻き立ててくれて、想像力さえあれば物語に繋がっていく絵なのです。

 

概念を解き放して自由になった感じがするでしょう?ああ〜私もいつか、自分が自由になれる絵を描きたいなぁってカンディンスキーを見ていて思いました。

 

やっぱりガイドツアーに参加して良かった!とても説明がわかりやすくて良かったです。カンディンスキーすごく人気があるんですね。日本語ガイドツアーの後は、英語ガイドツアーやっていて、参加してる人50人以上居ましたよ!大盛況ですね。

 

カンディンスキーの横にある、ジョージアナ・ホートンの展示も良かったですよ。

カンディンスキーの40年も前に描かれたもので、抽象画の先駆けみたいな絵です。

彼女はシャーマン(霊媒師?)で、この絵は自分で描いたのではなくて、彼女に降りてきた霊が描いたと言ってたそうです。ちょっと怖い?!でも絵は面白い。

 

たくさんあったけど、全部こんなタッチで激しいグルグルが描かれていました。霊の方達はぐるぐるがお好きなのかしら?来てます!来てます!って感じ?

 

1800年代半ばに、スピリチュアルとか、目に見えない物を描くとか、なんか相当先取りしてる感じ!ちょっと時代を先取りし過ぎていた感じするけどね。まぁ、今になってモンドリアンに影響を与えた、とか言われて注目されてるし。ちゃんと絵が綺麗に保存されていて良かったよね。戦争とかで燃えちゃう事も多い時代だったから。

 

カンディンスキーを見たらアートギャラリーを出て美味しいお昼を食べに出る予定だったけど、日曜日すごく暑かったし、アートギャラリーの展示が色々変わっていたのでもっと時間かけて見たかったので、アートギャラリー内のカフェでランチ食べました。

中のカフェ、ほんと残念なお料理ですよ。もっと美味しいの出してほしい。

 

こんなのやら、

 

こんなのも。無料の場所で見れますよ。

この後、隣の新館のギャラリーも見に行来ました。オープニングの10時から入って、すでに3時過ぎてた。。。フェリーに乗って帰りました。

 

今度の日曜日にまたCityに行って、今度はCity内ウォーキング&ランチとスイーツを友達3人で予定しています。もっと涼しいと良いけど。最近暑い。。。

 

時々Cityに行くのも楽しいね。なんか刺激もらえるわ。

 

 

今年、おうし座が最強運らしい

年が新しくなって、先週の土曜日からまた家探しのオープンインスペクションが始まりました。昨年から毎週土曜日はオープンインスペクションに行っていて、今週も空振りだったって事が多かったんだけど、すでに今まで何十軒(もう100軒以上見てるかも?)インスペクションしたうちの2軒は買いたい!って思ったんですがね。私が良いわ!って思う時は他の多くの人達も良いわ!って思うので、結局値段競争で負けてしまったのです。家を買うのは本当に難しい。


家を選ぶ時の最優先事項は場所です。この辺で言えば、Condamaine Street, Pittwater Rd, Warringah Rd, Forest Way,住所がこの道路の番号だったらもう見に行かないです。近い時もアウト。メインロードと言われる4車線や6車線道路沿いの家は車の音がうるさいし、排気ガスもすごいし、自分の車の出し入れも大変だから住みたくないです。

その次はバス停のアクセス。夫は基本家から仕事してるけど、週に1〜2回はCityのオフィスに行かないと行けないのでバスのアクセスが大変すぎないところ、そして、その家自体の良し悪しです。

とんでもない崖っぷちみたいな場所に建ってるとか、家に入るのにすごい階段がたくさんあるとか、めちゃくちゃ大きな木が生えていて、嵐の日に木が倒れて家が潰れるかもしれないところとか、後ろの家から見下ろされてるとか、日当たりが悪くて家がカビ臭いとか、いろんな要素でダメ出しが出てしまうのです。

あとプールがある家も真っ先にアウトでほとんど見に行かないです。ノーザンビーチズで美しいビーチがすぐ側にあるのに、プールのある家がかなり多くて、プール壊すのに結構お金もかかるし面倒!友達がプールはあるけど入らないからって水を抜いてたら、雨水とかがたまって、水が緑色になって、なぜか大量のカエルが発生して大変だったって言っていました。ぼうふらもわくし。プールって手間もお金もかかるんですよ。要らないし、潰すのも大変だから、最初からプール付いてる家は避けています。

そんな事言っても、強気な予算があればすんばらしいお家が買えるでしょうが、そうではない場合、贅沢言ってんじゃねえよ!って客観的に見ると思うのですが、予算内で最善の選択をしたいと思うと、なかなか結果に結び付きません。早く見つかると良いんだけど。こればっかりは縁もあるし。でも縁はお金で作るもの、って最近強く思います。世知辛いですね。


日本に居るときに、たまたまテレビを付けたらお正月の番組で占いやってたんですよ。血液型と星座を合わせて、1位から48位まで発表します!みたいな。占いなんて普段信じてないけれど、たまたま見た時に、なんと私の星座と血液型が48位中2位!だったのです。ちなみに1位はおうし座のA型でした。

今年はおうし座は特別良い年らしく、10位以内におうし座の全部の血液型が入っていました。『昨年の変化が幸運に変わる輝かしい年』って素晴らしいじゃないですか!昨年までタスマニアに引っ越して、半年以内でシドニーに戻って、仕事を辞めて、また元の会社に再就職して、心も身体もボロボロな時期もありました。その苦しかった昨年までを経て(お金もものすごく浪費しました)今年は幸運に変わるって言われたらそれは嬉しいじゃないですか!

元旦から弘法大師様のいらっしゃる高野山奥之院に祈願に行ってきたし、ちょっと日本からの帰りの飛行機が色々大変だったけど、苦労が報われて良い年になると信じたいです。だからきっと納得出来るお家が近いうちに見つかると信じています!

そしてこの『面白いほどお金も貯まる』これ、見逃せません。普通に働いていて面白いほど貯まるなんて思えないから、Lottoにでも当たるんじゃない?って思っていたら、昨日仕事の帰りにマネージャーが、「今夜のLottoは100ミリオンだから!私もうチケット買ってる。あなた買ったら当たるんじゃない?そしたらどんなお家も選り取り見取りよ〜。当たっても明日の金曜日には仕事に来てね。私も当たっても来るからさ〜!(笑)」と言われ、これだ!!!って思って急いでチケット買ったんです。

 

かすりもしませんでしたが。

 

でも100ミリオンの1等が出なかったらしく、来週に持ち越されて、来週は150ミリオンらしいですね。買うべき?

 

Lottoで浪費するお金も貯めておいた方が堅実なんだろうか。。。

 

日本は食べ過ぎてしまう

日本に行くと、デパ地下とかスーパーでさえも、食べ物に見入っちゃいます。オーストラリアで生まれ育ったムスメも、日本に行く楽しみの一つは食べ物です。「日本はあんなに美味しくて安い食べ物がたくさんあるのに、どうして日本人は痩せてるんだろう?」ムスメの素朴な疑問です。

私達はきっと、たまに日本に行くから「今、食べておかなくちゃ!後悔しないように。」そんな風に思っちゃうからついつい食べ過ぎちゃうのでしょう。せっかくだから、オーストラリアに帰ったら食べられないから。。。そんな風に思って毎回食べ過ぎちゃいます。日本に行って太ったってよく友達からも聞くね。

日本の果物って、置物ですか?ってくらい綺麗ですよね。みんなお揃いのリボンまでつけてもらって。箱入り娘のメロンちゃんまで。それほど日持ちするわけじゃないのに、こんなにたくさん1個1万円前後のメロンが売られてるって事は、毎日売れるんでしょうね。

 

日本のイチゴって本当に美味しい!でも綺麗過ぎて、君達ワイルドじゃないよね?って感じ。まさにハウス育ちでしょう。オーストラリアのイチゴ、昔は大根かと思うくらいひどかったけど、最近ちょっとマシになってきたね。特に昨年タスマニアで食べたイチゴは日本のイチゴに負けないくらい甘くて香りが良かった。しかし日本は果物高いね〜。

 

シャインマスカット!シドニーのチャイナタウンにあるパディーズマーケットでシャインマスカット!って名前つけて売ってたんです。これくらいの量で10ドルでした。タネは日本から来たのかな?

 

日本のケーキは綺麗だね〜。作り物みたいに綺麗。そして安い。オーストラリアに比べたら。だから危険なの。日本に居るうちにこれも、あれも、食べとかなくちゃ。。。って買って食べてしまう。

日本でずっと食べてばっかりでフォアグラみたいになった。って友達に言ったら、「高く売れるんじゃない?」って言われました。うーむ。やばいね。

 

毎晩痩せる運動ってのをYoutube先生と一緒にやってるけど、まだまだ変化は見えません。

友達と一緒に週末はウォーキングに行ってきます。

 

いっぱい歩かなくちゃ。

 

中之島美術館と京都の思い出

月曜日から仕事に戻ってます。

3週間仕事の事はほとんど考えなかったので、毎日の業務の事が頭から抜け落ちていました。あれ、インボイスってどうやってプリントアウトしてたっけ?発送の予約ってどの画面から入ってたっけ?数秒固まりましたが、やり始めるとすぐに思い出せたので、あ〜ボケてなくて良かったぁ。って思いました。

車の運転も日本では全くやらないので、3週間で忘れてたらどうしよう。って思ったけど、運転も仕事も身体で覚えていますね。でもこれが2ヶ月とか3ヶ月だったらヤバいかも。

日本での思い出の中で、大阪の中之島美術館に行ったことがあります。

ここ、開館してまだ2年経ってない、新しい美術館なのですね〜。建物もモダンでした。

 

この黒いボックスのような建物。日本の美術館って、無料で見れるのが少ないですよね? 特別展示は仕方ないけど、もう少し無料で見れるエリアにいろんなアートを展示するべきだと思います。オーストラリアは無料で見れるエリアの方が広いし、ボランティアガイドの人も居るから、もっとアートが身近に感じられて良いと思います。

 

この中之島美術館、展示室が2ヶ所あって、どちらも別々に入場料が必要でした。私はこの、テート美術館展にすごく行きたかったので、日本に居る間に見れてとてもラッキーでした。死ぬまでにイギリスのテート美術館に実際行ける日は来ないかもしれないので、大阪で見れて良かったです。

 

ちょっと珍しい?ターナーのデッサンです。ターナーの名前って、私にとってすごく親近感があるのです。なぜだろう?って考えたら、高校生の時にアートクラスに通っていて(この時は美術大学の入学を目指していて、美大の入試試験の為に通っていました。)先生から指定されて買って使っていたアクリル絵の具の名前がターナーだったのです。でもこの絵の具、日本の会社の製品でした。この会社の社長がジョセフ・ウィリアム・ターナーのファンで、ターナーの名前から取ったそうです。

 

ターナーってこの時代の最先端を行っていたと思いますよ。作品を抽象的に描く事が出来た人ですから。この作品のタイトルは『湖に沈む夕日』ターナーは寒色と暖色、光と闇を対比することで、束の間の大気の効果をとらえたそうです。わぁ〜、さすがだ。

 

ジョン・マーティンの『ポンペイとヘルクラネウムの崩壊』ってタイトルです。1822年の油絵の作品ですが、これものすごい迫力なんですよ。細部まで描かれていて、人々が恐怖の表情で必死に火山の噴火から逃げている様子が描かれていて。結構大きな作品でめちゃ迫力でした。

 

私が個人的に好きだったのが、このジョン・エヴァレット・ミレイの『露に濡れたハリエニシダ』って絵なんですが、この奥行きの素晴らしいこと。手前のシダに露があたって、めっちゃキラキラしっとりした感じが伝わってくるんですが、実物の絵を間近で見ると、結構荒っぽくペイントされているのです。このシダなんて、絵の具をちょんちょんって描いたタッチが大胆で。それなのにちょっと離れて全体を見るとものすごく細かく描き込まれた様に見えて!あんた、天才やな〜。って感心してしばらく正面に立って、近寄ったり離れたりしてずっと見ていました。

 

そしてこれ。なんたって大御所、クロード・モネの『エプト川のポプラ並木』です。モネ先生出てきたら、もうVIPですよ。特別に見えちゃう。モネ先生って言えば連作がお好きというか、多いですよね。異なる光の条件下で同じ主題を何度も描き、時間の経過を書き留めるのがお好き。積みわらのシリーズが有名ですが。このポプラ並木も23点お描きになって、この作品、モネ先生が最もお好きだったと言われてるそうです。この並木シリーズの完成前に、この並木が切り倒されると知って、自らの私財を投じてこの並木の伐採を阻止したそうです。ピーターラビットの作者も湖水地方の保護に私財を投じたそうですが、自然や動物保護に自らの財産を費やして下さるのはありがたいです。

 

そしてなんと言っても今回のこの展示会の目玉というか、タイトルの『光』にぴったりの作品と言えばこの、ジョン・ブレッドの『ドーセットシャーの崖から見るイギリス海峡』ですね。美しいわ〜。

 

ジョン・ブレッドは画家であると同時に天文学者でもあるので、この作品は科学的な観点からもアプローチされているそうです。自身が航海の時に記録した詳細な情報やスケッチを元に描かれたそうです。1871年の作品ですからね。航海の間に、波の様子や、雲の切れ目から光が差した時はどのように見えるか?どこまでも続く海のさざ波を遠近法で表現するにはどのような筆使いが良いのか?とても緻密に考えられて写実的に描かれている感じがしました。

 

 

おっと!こんなところでカンディンスキーと会えるとは!今、シドニーのArt Gallery of NSWで有料展示でカンディンスキーやっています!1月21日から、毎週日曜日に日本語のガイドが付くので、お友達3人で見に行く予定なのですよ。ちょっとフライングして日本でカンディンスキーと会っちゃった!

 

今回の展示会は絵だけではないのです。オラファー・エリアソンの『星くずの素粒子』すごく大きな作品です。ゆっくりと作品が回っているのですが、影が実物に勝るとも劣らない美しさなのです。わぁ〜これの小さいバージョン欲しい〜。家で飾ってクルクルしたい〜ってムスメと話していました。

作品はもっともっとたくさんあったのですが、数点だけ抜粋して紹介しました。

 

 

ちょっと〜!来月からはモネ先生の展示やん〜!行きたいけど行けないわぁ〜。日本は良いねぇ〜。オーストラリアにももっとたくさん来て欲しい。集客数が違うんだろうなぁ。

 

 

今回の日本滞在で一番楽しかったのは、京都でムスメと一緒に着物借りて着て、カメラマンにロケーション撮影してもらった事ですね。後日写真のデータを送ってきてくれたのですが、全部で280枚以上ありました。

この日は曇りのお天気で、カメラマン曰く、曇りの日がベストだそうです。(笑)雨はもちろん最悪だけど、ピカピカの晴天も綺麗に撮れないそうです。最高のお天気ですよ〜。って言ってくれました。それにこの日は京都でもそれほど寒くなかったのです。寒い日は着物は厳しいよね。暑い日の方がもっと大変だけど。

後ろからの写真だけ、載せときます。八坂神社の入り口。

 

ムスメは私より身長が14cm低いのです。。。赤い振袖が似合っていました。

 

この帯の締め方もなかなか可愛いですよね。振袖の場合、帯の締め方ってたくさん種類があるじゃないですか。私も何度か振袖着たけど、毎回帯の結び方が違っていて、着せる人の好きな結び方とか得意とかあるんだろうな。一方をだらりんとするのとか好きじゃないんですよ。私は自分の着付けで精一杯で、ムスメが着せてもらってるところをほとんど見てなかったんだけど、見ていた母が言うには、ベテランさんぽい方がムスメについていて、上手に着付けしてくれていたそうです。髪飾りだけ、私が成人式で付けたものです。

 

撮影が終わった後、母と3人で昼食を食べて、私とムスメは京都に泊まったのですが、母は疲れるからと言って、先に家に帰りました。ムスメと一緒に歩いていたら、ムスメも私も足が痛くなってきて、人力車に乗る事にしました。

 

私達を乗せて走ってくれた人力車のお兄さん。数年前に、オーストラリアのゴールドコーストでワーキングホリデーで暮らしたことがあるそうです。カナダとイギリスにも留学経験があるそうで、海外から日本に戻って仕事を探す時に、英語を使った仕事をしたいと思って選んだ仕事がこの人力車のお仕事だそうです。人力車に乗るお客さん、日本人より海外の人の方が多いそうですよ。いつもは英語で案内してるそうです。京都だからかもしれないけど。私たちにはもちろん日本語で案内してくれました。写真もたくさん撮ってくれました。

京都は本当に海外からの観光客が多いですね。レンタルした着物屋さんのお客さんも、海外の人の方が多くて、着物着て歩いてるのがほとんど海外の人って言うのが、京都なのにそれで良いのか?ってちょっと複雑でしたね。カメラマンの人も、依頼されて撮影するのは最近では海外の人の方が断然多いそうです。オーストラリア人も結構たくさん来ていますよって。

夜、京都駅の近くのホテルで泊まったのですが、そこでもチェックインの時、周りは海外の人の方が多かったです。

京都で接客業は英語話せないとダメな感じです。皆さん慣れた感じで接客していたので、あ〜日本人も英語上手になったんだなぁって感心しました。京都だからかもしれないけど。

 

日本では、母とムスメと一緒にあちこち行けて楽しかったです。母は82歳になるのに一番元気でした。私とムスメはちょっと風邪っぽい日も2日くら位あったのですが、母は全く元気で、私達が帰った次の日からは、卓球クラブに通っていて、昼間電話しても誰も居ない状態です。元気でいてくれる事に感謝です。

 

3週間も休んだので、有給休暇がマイナスになってしまった。。。

 

次のホリデーまで、頑張って働かなくては!