PAR AVION ~from Australia

オーストラリア・シドニーから日々感じた事

青森旅行まとめ

青森旅行から帰って、すでに数日経っていますが、なかなかブログする時間がなくて。

とりあえず、ダイジェスト版の写真を紹介します。

早朝の伊丹空港から出発。「青森行きは現地青森空港大雪の為、伊丹空港に引き返す可能性があります。ご了承ください。」ってアナウンスが入っていたので、皆さんザワザワしていました。ウソやろ?きっと大丈夫やろ〜?!って乗り込みました。1時間半ほどのフライトです。

 

大阪飛びたって、都会やなぁって見下ろしていました。

 

青森県上空。カルデラ湖の十和田湖かしら?って見ていました。

 

青森空港到着。ガリガリガリ〜!ってすごい音がして雪?氷?の上にランディング。めっちゃ雪やん!雪国やん!でも上陸したって事は降りれて良かった。

 

JALで行きました。わぁ〜、雪しか見えない。

 

空港出たら、この雪!!!積雪3メートルくらい?もっと?ちょっとナメてたわ。雪の上ってどうやって歩くんやろう?まぁ、一応ムスメも母も私もブーツ履いて来たし、なんとかなるかな???

 

青森市街地に来ました。市街地も雪積もってるねんね。ランチ食べに、おっかなびっくり歩きながら、母に「私の腕持って歩く?」って聞いたら、「雪ぐらい大丈夫!」って、私よりしっかりした足取りで一人で歩いていました。私はペンギンのように小さな歩幅で滑らないように歩いていましたよ。

 

道路と歩道は雪掻きされてますが、歩道の雪は凍ってるところもあって滑るのです。雪が積もってる方を選んで歩いた方が滑らなくて良いようです。踏みしめて歩きました。車も人も早くは移動出来ませんね。ゆっくりです。

 

津軽海峡冬景色の歌の歌詞に出てくる、青森港から函館港をつなぐ連絡船。青函トンネルが出来たので、もう連絡船は運行していないそうです。観光の為に停泊してるそうで、中見れるそうですが、雪が多かったので、そこまでは行かず。

 

まだクリスマス前だったのでクリスマスツリーがありました。本物の雪ですよ〜。

 

え?これ、つららちゃうん?めっちゃ長い!

 

わぁ〜落ちてきたら危険やわ。ちょうど建物に入る時に屋根からバサァ!って大量の雪が落ちてきて、間一髪だったんです。もう少しで雪だるまになるところでした。雪国では、建物に入ったり出たりする時も命がけですね。ガイドさんが、軒下近くを歩く時は気をつけてくださいって言ったのがよくわかりました。

 

1泊目は青森屋と言う、古牧温泉にある星野リゾートホテルに泊まりました。

 

これ、部屋の窓からの景色。わぁ〜雪国綺麗!銀世界やわぁ。

 

夕食も朝食もバッフェでした。マグロフェアで、いろんなマグロ料理取り放題。

 

しかし、この年になるとバッフェは2回目取りに行く事はほとんど出来ず。これでお腹いっぱいです。ホタテとタコとサバの炉端焼きが美味しかったです。マグロにトロロかけごはんと、マグロの握り、甘エビと3種お漬物と、抹茶わらび餅。取り放題でも食べれる量は決まってるからねぇ。。。

 

温泉に入った後、ホテル内で毎晩行われている”ねぶた祭りショー”に行きました。このショー、1時間ほどでしたが、なかなか良かったです。最初に津軽三味線の演奏があって、その後三味線に合わせて民謡歌ってくれる方が出て、その後は若い人達でねぶた祭りの紹介で演奏や踊りがありました。

 

お客さん参加。みなさん鈴の音と共に楽しく踊っていましたよ。

 

たくわえ中の板の向こうに蛇口があって、そこからリンゴジュースが飲み放題で出てきます。やっぱり青森のりんごは美味しいね。

 

1泊目の青森屋は家族で楽しむってコンセプトのホテルで、子供向けのアトラクションもあって、縁日を連想させる華やかなホテルでした。露天風呂も灯籠が浮かんでいたり、ねぶたの飾りがあったりで、綺麗でした。雪が降る中で露天風呂って良いですね。身体はポカポカで、外が寒いのを忘れます。温泉に入る猿の気持ちわかるわ〜。

 

 

朝起きて、カーテン開けるとこの景色。雪国の朝は美しい。

 

朝からまたお風呂に入ったので、少しお腹減ったのでガッツリ食べられました。海鮮丼作って、ホタテラーメンの中にめっちゃ大きなホタテ入っていましたよ。

 

こんな感じで、ホタテラーメンその場で作ってくれるのです。食べ盛りの男の子連れて行ったら、10杯は軽く食べられるでしょう。

 

食後は、津軽三味線に合わせて、津軽弁のラジオ体操に参加しました。イツ、ニー、サン、スー、(1、2、3、4の掛け声ね)って、津軽弁って癒されるわ〜。すごく可愛いです。

 

ホテルを出発して、また青森市内に戻ります。

 

雪は多いけど、青空出ていて、すごく綺麗でした。

 

遠くに八甲田山が見えます。

 

移動中、バスから外の雪の世界が美しくてうっとり見ていました。北国の人は、これが4ヶ月続くから、旅行者みたいに綺麗だなんて言ってられないんだろうけど。

 

青森市内の、ねぶたの家「ワ・ラッセ」に行って、ねぶた祭りの説明を聞きました。

 

 

これ、紙と木とワイヤーで出来ていて、内側に電球が入っているので夜、光るのですね。毎年デザインを競うそうです。

 

太鼓とシンバル?みたいなのの体験をしました。リズムは単調なのですぐに出来るようになりますね。青森に生まれ育っていたら、お祭り楽しみだっただろうな。青森から出ても、お祭りの時期に地元に帰って参加したかな?私の育った宝塚には、宝塚音頭って盆踊りはあったけど、伝統的なお祭りとか無いから、地元から出た人は決まった時期に帰って来たりしないのかも。

 

 

ランチに海鮮丼を食べました。

 

 

大間のマグロが入っていて、これ!めっちゃ美味しいトロでしたよ。とろけました。寒い地方は海鮮が美味しいわぁ〜。お肉は無くても良いけど、海鮮はやっぱり食べたい!

 

 

津軽鉄道に乗りに行きました。

 

駅の中に、古い本が置いてあって、貸し出し期限無しって書いてあったので、持って行って良いって事ですかね。1冊借りて、いつかここに返しに来るってのも良いかも。

 

 

近くに太宰治の実家がありましたよ。立派な日本家屋でした。乗った列車の名前もズバリ「走れメロス」号

 

 

列車の中にはダルマストーブがあって、スルメ買ったらストーブの上で炙ってくれました。

 

一番後ろの車両だったので、後ろの窓から雪の線路が見えて綺麗でした。何十年も前の人も私と同じ景色を見ていたのかも。故郷から出て、都会に移住して行った人も多かったはず。期待と不安をいっぱい乗せて、雪の故郷を後にしたのかも。

 

炙ってもらったスルメを食べながら、窓の外を見ていました。

 

田んぼも畑も全て雪で覆われて、広い広い白い世界が美しい。

 

 

太宰治もこの列車に乗ったのかな?

 

2泊目の星野リゾート奥入瀬渓流ホテルに来ました。

この暖炉の上の円錐の物は、岡本太郎作ですって!斬新なデザインが素敵です。大きなガラス窓の外は絵画のようだけど、本物の林と雪景色です。冬ならではの景色ですよ。

 

 

お布団3つ並んで敷いてくれていたけど、くっついて寝るのもなんだね。。。って言って、真ん中のセットは下の畳に降ろして寝ました。

ここの星野リゾートホテルは、前泊の青森屋と全く違った大人の雰囲気でした。部屋も広かったし、高級感がありましたよ。お風呂も露天風呂もとても良かった。もう一度行くならこっちのホテルが良いかな。お値段も少し青森屋より高いそうです。そのせい?チャイニーズのインバウンド客がめちゃくちゃ多くて、周りは中国語だらけでした。チャイニーズの団体旅行も入っていたようで、中国語の添乗員さんも居ました。海外の方も日本の良いところ知っていますね〜。

 

窓の外の雪景色はライトアップされていて、お散歩も出来るように雪かきされていました。

 

 

夕食はまた、もっと食べたいけどこれ以上無理だったバッフェです。またトロロかけご飯。丸いのが、イカの揚げたので美味しかったです。その横の数の子入りの松前漬けも美味しかった。

 

 

岡本太郎さんの暖炉の横で、バイオリンとピアノの生演奏があって、外の雪を見ながら幻想的でしたよ。一番贅沢な時間でしたね。雪降る中の露天風呂も良かったし。

寒い関西から、さらに寒い東北に行くなんて。。。 前回は宮古島、その前は九州、その前は石垣島、その前も九州と、年末年始に日本に行くとたいてい関西より暖かい南に旅行先を選んでいたのですが、今回は今まで足を踏み入れた事のない青森にして、雪は大丈夫かな?って心配だったけど、行けて良かったです!たまたま私達が居た3日間は良いお天気で、ほとんど雪も降ってなかったし、思ったより寒くなかったです。

 

 

誰かが作った雪だるま。

 

 

朝のバッフェは、イクラ取り放題でしたが、これ以上は食べられませんね。カボチャがすごく美味しかったです!

 

 

ホテルは奥入瀬渓流のほとりにあるので、ここから十和田湖まで、渓流沿いをゆっくりバスからの観光です。

 

 

もうね、絵の中の世界ですよ。めちゃくちゃ綺麗でした。雪の時期は歩くのは無理だけど、新緑の時期に来て、ホテルから十和田湖まで渓流沿いを歩いて散策したいです。きっといつかまた来れる気がしました。

 

 

 

 

この時期だけ見える、「氷瀑」という滝が凍っているのもたくさん見ました。

 

 

十和田湖について、高村光太郎の乙女の像見に行きたい人居ますか?ってガイドさんに聞かれて、行きたいグループに入って見に行きました。

 

 

↑のように一人だけ歩ける溝の間を歩いて行ったんですよ。でもこの道がなかったら、歩けなかったと思う。ガイドさんが、「誰がこの道作ってくれたんやろう?ありがたい!」ってしきりに言っていました。

 

 

十和田湖のほとりに立つ高村光太郎作「乙女の像」智恵子抄で有名な奥さんの智恵子さんがモデルだそうです。詩人としては知っていたけれど、彫刻家でもあったのですね。これが最後の作品だったそうで、完成に1年余りかかったそうです。

 

 

十和田湖すごく美しい。雪山も本当に綺麗。

 

 

十和田湖を後にして、青森空港に向かい、この旅は終わりでした。

 

 

雪景色は特別感がありますね!次回も日本に来るのは来年の年末になると思うので、国内旅行どこに行くか計画するのも楽しみです!

日本は各地それぞれ見どころ、美味しいものがあって、どこに行ってもそれぞれの良さがあって楽しめますね。

 

来年は母の希望もあって、四国に旅行に行こうかと思っています。

1年あるからじっくり計画立てられます!