PAR AVION ~from Australia

オーストラリア・シドニーから日々感じた事

アワビとウニが山盛り

先日参加した日本人会で知り合った方が、ライセンスを持っていてアワビ漁に定期的に行ってるそうで、次回行く時に一緒に行きましょう!って誘ってくれました。アワビ最後に食べたのいつだろう?ウニもとれますよ!って言っていたので、めちゃくちゃ楽しみでした。

連れて行ってくださった場所は、Hobart市内から片道1時間半かかりました。タスマニアは意外と広くて、移動時間に時間かかるなぁという印象です。渋滞が全く無いのでそこは良いのですが。

 

アワビはこんな昆布がたくさん生えてる間に生息しているそうです。昆布を食べて育つのですね。この昆布の間を手でかき分けて探すそうです。岩に張りついているのを専用のナイフを入れ込んで取るそうです。ウエットスーツや腰につける重石や、フィンやシュノーケリングなどいろんな道具が必要なので、私達は見学だけ。自分で見つけて取るのが楽しいのでしょうね。

 

タスマニアの海はめちゃくちゃ冷たいですからね。ブーツやマスクや手袋も必要で、それでも長く海に入っていたら、身体がめちゃくちゃ冷えるそうです。

 

それにしても海がとても透明で綺麗でしょう?

 

これ、途中経過です。3人で20個近く見つけて来られました。大きさに厳しい規則があって、13.5cmを1ミリでも小さいと海に帰していました。チェックするレンジャーが時々来て、もし規定以下のアワビをとっていたら、罰金がとても高いそうです。まずは有効なライセンスを保持してるか調べられて、取って良いもの取ってはダメなのも。大きさも数も決まりがあって、家の冷蔵庫や冷凍庫に一度に何個までキープして良いか、友達に何個まであげて良いか、たくさんのルールがあるそうです。乱獲したらすぐに居なくなっちゃうだろうから、自然の恵みを大勢で共有できる様にみんながルールを守っているんだなと感心しました。

見ていただけなのに、私達に食べきれないほどたくさんのアワビとウニをくださったのです!ウニは誰も食べないらしく、獲れたの全部渡してくれました。このウニが新鮮でめちゃくちゃ美味しかった!生で食べた残りは、翌日ウニのクリームパスタで頂きましたよ。

 

右上の貝は、バイ貝みたいな感じで茹でてから酢味噌で食べると美味しいって事だったので、そのように頂きました。アワビのお刺身はコリコリしていて歯ごたえがありました。生のより、バター焼きの方が美味しかったですね。一番美味しかったのはウニでした。新鮮でクセがなくて!

今回学んだのは、下処理がかなり大変だという事。もうキッチンが磯臭くなってゴミもたくさん出たし、塩も大量消費でした。お店ですぐに食べられるように売ってるのが高価なのも納得できましたね。すぐに食べられる様にするまでが実は結構の時間と労力が要るんですね。鮑は貝から外して生のまま密封して冷凍すると、後からでも食べられると聞いたので、その様にして冷凍庫に入っています。日曜日にお友達が晩御飯を食べに来てくれるので、その時にバター焼きで食べてもらう予定です。

 

週末マーケットに行ったら、トマトの鉢植え$10と、イタリアンパセリ$5で売っていたのを買いました。ベランダに置いて、トマトは赤くなったのから順々に食べています。うちは野生のワラビーが庭に入ってきて、食べれるものはなんでも食べちゃうのです。お花も色々食べられたけど、トマトやレタスやシソまで食べられて、もう庭に野菜やハーブを植えるのは諦めましたよ。ベランダには流石に登って来れないので、ここで育てます。

満月だった夜、家の正面の山の上に月が登ってきて、とても綺麗でした。